2020年4月8日水曜日

★リニューアルのお知らせ★

ツカザキ病院看護部ブログをいつもご覧いただきありがとうございます。
4月1日より下記サイトへリニューアルさせていただきました。


今後も変わらず看護師の様子を配信してまいりますので、
是非今後もご覧いただけますと幸いです。

2020年3月26日木曜日

第173話 2つの研究発表会

『事例研究発表会』と『看護研究実践報告会』
看護部では、毎年院内で2つの看護研究発表会を行っていますので、ご紹介します。
1つは、卒後2年目の看護師達が1年間をかけて取り組んだ成果である『事例研究発表会』で、今年は221日午後に開催しました。発表者は25名で、写真やイラストを活用した趣向が凝らされた内容で、堂々と発表していました。発表会には、毎年母校の先生方にもご出席していただいており、今年も4校の先生方7名にお越しいただきました。先生方からは卒業生の成長を称える講評をいただき、私達が母校の先生方と共に卒業生の成長を喜び合う機会となっています。
卒後2年目の看護師達は、少なからず看護大学や専門学校で看護研究を学んできています。けれども、改めて、看護実践経験を積みながら自己の研究課題を見い出し、先行研究を調べるなどして解決に向けて取り組むことで、学生時代に培った看護観をより深めることができ、その教育的意義は大きいと考えます。
『事例研究』は卒後2年目の研修プログラムに組み込んでおり、1年間に渡って教育支援室の教育担当専従者から研究指導を受けます。指導内容は、e₋ラーニングを活用しながら、文献検察方法、研究計画書の書き方、研究倫理委員会受審の仕方、抄録原稿の書き方、発表スライドの作成方法など、一連の看護研究の基礎をしっかりと指導します。このうち45名は、さらに発表後の指導を受け、院外の学会に発表予定です。

もう1つは『看護研究実践報告会』で、今年は、3月3日午後に開催しました。こちらは11部署からそれぞれ2~3名の担当者が選出され、同じく教育支援室の教育担当専従者から指導を受けながら2年間看護研究に取り組みます。取り組み1年目の部署は、中間発表として研究計画を発表します。こちらも、院内教育プログラムに組み込んでおり、人材育成を目的に実施しています。例年この発表会は、実習をお引き受けしている3大学の先生方にもご案内し、講評をしていただいておりました。残念ながら今年はご参加を見合わせていただきましたが、大学の先生方からご意見をいただくことは、発表者の励みとなっております。
看護研究に取り組むには、通常業務以外に多くの労力と時間を必要とするため、臨床看護師にとっては負担が大きいです。そのため、当院では、原則勤務時間内に指導を受けられる体制を取っており、やむを得ず夜勤明けや休みに指導を受ける場合には、時間外手当が支給されます。また、文献検索は医学中央雑誌のWEBを法人契約で利用でき、文献も自己負担なしで取り寄せてもらえます。そして、学会で発表する場合には、出張扱いとなり、日当と奨励金が支給されます。学会での発表に至るには大変な労力を必要としますが、発表者からは、努力が報われる達成感が得られるとの声が聞かれています。今年の発表には、すでに学会で発表した2題が含まれていましたが、他発表は、これから学会発表を目指しています。

私達看護専門職の役割は、自分達が行っている看護実践の基礎となる科学的知識体系を発展させることです。そのため、日々看護実践している臨床看護師達が看護研究を行うことによって、基礎となる科学的知識体系を発展させることができ、患者さんに最新かつ最善の看護サービスを提供できると考えています。

ツカザキ病院は、水準以上のよりよい治療の実践を目指しています。私達看護職は、今後も看護研究に取り組み、より質の高い看護の提供に努力して参ります。

看護部教育支援室 室長
笹谷 孝子

2020年3月21日土曜日

第172話 インターンシップの受入れを担当しました!

こんにちは。本館4階病棟 看護師Yです。
令和2222日にインターンシップを開催し、12名の看護学生が参加してくれました。
◆病院説明・ランチタイム ー
まずはじめに、看護部長からの病院説明や就職活動についての講話がありみんな緊張した表情で、メモをとっていました。
ですがその後のランチタイムでは先輩看護師と一緒にお弁当を食べながら、緊張もほぐれてきたのか多くの笑顔があり、多くの質問も飛び交いながら話も弾みました。

◆インターン開始! 
午後からは各病棟の説明を受けながら、病棟カンファレンスやリハビリ、患者様とのコミュニケーションを見学しました。
見学後は自分で希望した気になる病棟でシャドーウィングを行いました。

私の病棟では3名の看護学生が見学に来てくれました。
足浴や洗髪の清潔ケアを行った後、4階病棟の特徴でもある、人工肛門増設術後に使用するパウチを実際に見て、多くの種類からその人に合わせたパウチを選定する難しさを感じていただきました。
また、患者様やその家族様とのコミュニケーションも行い、実際の看護師との関わりを見ていただきました。

◆学生の声 
参加していただいた看護学生さんより、
「実習では行けなかった診療科の病棟にいくことができ、看護の実際を知れてよかった」
「多職種間でのカンファレンスから、チーム医療の実際を感じることができた」
など、さまざまな感想をいただきました。

◆インターンシップを通して ーーー
自分自身のなりたい看護師像や、就職について考える1つのキッカケになったと思います。
また、私たち自身も学生時代のことを思い出すことができ、そこからまた新人教育での指導の際に役立てていきたいと学習できました。

次回のインターンシップは321日、28日を予定しておりましたが、新型コロナウイルスの影響で中止となってしまいましたが、4月に病院見学会を予定しています。
詳細は看護部ホームページをご覧ください。
新型コロナウイルスも感染が拡大してきておりますので、みなさんも手洗いうがいを再度徹底して行い体調管理してくださいね。

2020年3月17日火曜日

第171話 日常のひとこま28「回リハ病棟での看護」

~ 師長・副師長・主任Nsが 日々あふれている「日常ひとこま」 を
                   不定期につぶやき、発信するページです ~
こんにちは、今回は新館4階の谷本が担当します。春の陽気が感じられ、気持ちがワクワクするような季節になりましたね。回リハ病棟が開設して2度目の春を迎えます。


新館4階は回復期リハビリテーション病棟(以下回リハ)で主に自宅退院を目指す患者さんがリハビリを行う病棟です。医師・看護師・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・社会福祉士・管理栄養士・薬剤師との連携が密で、1人の患者さんに対しそれぞれの視点で考え何度もカンファレンスを行い在宅へと繋げていきます。急性期の治療が終わり自宅に帰るにはまだ不安があるなかで、障害を受け止められず苛立ちや苦痛を表現される患者さんもいらっしゃいます。回リハ看護師は身体的な介助だけでなく精神的な支えとなり患者さんの思いに寄り添います。家族も同様です。「今の状態で家に帰っても大丈夫かな?」「トイレやお風呂はどうしたらいいんだろう?」等様々な不安があります。
でも大丈夫です!セラピスト・看護師が連携し在宅での生活を見据えたリハビリを行います。起きてから寝るまで、更衣・整容・食事・排泄・入浴等ADLの全てがリハビリです。私達スタッフの働きかけにより、前向きに、表情も明るくなりリハビリに励む姿が多く見られるようになります。患者さんが、日々リハビリに励む姿を通して、私もがんばろう!と力をもらう毎日でもあります。

また、レクリエーションにも大事な効果があります。ベッドから離れ、多患者と交流しながら季節毎に患者さん・スタッフ共同で様々な作品を制作します。制作しながら患者さん同士同じ悩みを分かち合い、時には励ましあう姿もよく見られます。
回リハ病棟では急性期看護とはまた違った視点が大事になってきます。なにより大切なのは患者さん・家族の心に寄り添う気持ちと看護です。退院した患者さんが笑顔で近況報告に来てくれるときはスタッフ一同大喜びです。「病棟に来たときは車椅子2人介助だったのに杖で歩いてる!」「喧嘩しながら家でボチボチやっていますよ!」こんな瞬間は回リハ病棟でしか味わえないことだと思います。

今後医療・看護はますます病院から地域・在宅へ変容となっていきます。回リハ病棟で少しでも多くの患者さんが在宅へ帰れるよう、スタッフ一同力を合わせ心に寄り添う看護の提供を行っていきたいと思います。

2020年3月9日月曜日

第170話 看護部長のつぶやき47「一年通天」

~看護部長が看護にかかわるさまざまな「気になること」を
                    不定期につぶやき、発信するページです。~
皆さま、こんにちは。河本智美です。
あっという間に3月ですね。一日が「ホントに24時間ある?」って感じてしまうぐらい、年度末から年度初めはめまぐるしく毎日が過ぎていきます。今年は、さらに「新型コロナウィルス」の国内感染拡大につき、日々の生活が変化しているのでさらに煩雑さを増していますね。当院看護部も様々な看護実践の発表会を縮小や延期としています。残念ですが仕方ありません。
さて、この時期は別れの季節です。自分の夢に向かってチャレンジするために当院を羽ばたいていく看護師もいます。「都会に行って自分を試したい」とか「認知症看護をやってみたい」「被災地で人々とかかわりたい」「保健師の仕事がしたい」「養護教員として頑張りたい」・・・決断するには不安もたくさんあると思いますが、その勇気と信念には敬意を表したいと思います。そして、チャレンジンを応援したいと考えています。

そのようなときに、ふと「一念通天」という言葉を目にしました。いつものようにその意味をググってみますと、「どんなことでも、ひたすら信じて念じ続ければ、必ず天に通じて、成し遂げられるということ。」とありました。
世の中の多くの人々は、不安や不満もありつつも毎日それなりにある程度満足した生活を送っているでしょう。しかし、心のどこか片隅に、はるか以前に自分が描いていた夢を持ち続けながら、忘れ去っているかのように日々の生活を過ごしているのではないでしょうか。一方、ふとした瞬間にその夢を手繰り寄せている自分に気づくこともあるのではないかと思います。自分の夢であった「憧れの自分」になろうと思う時、現実を考えると早々簡単なことではないことも知っていて、それは思うだけにとどまらざるを得ないことも知っています。しかし、そこでどう受け止めるか、受け止め方次第で自分自身の変化や成長につながっていくのだと思います。

自分の夢に向かって羽ばたく若者を見送るこの季節、50歳になった自分も思い描いていた夢に向かって一歩前進することにしました。続けられるか不安もありますが、立ち止まってはいられません。夢であった「憧れの自分」になれるよう、諦めることなく努力していきたいと思います。皆さんも、「夢」「憧れの自分」について、考えてみてくださいね。この季節だからこそ・・・。(^^

2020年3月6日金曜日

第169話 日常のひとこま27「教育担当者としての実感」

~ 師長・副師長・主任Nsが 日々あふれている「日常ひとこま」 を
                   不定期につぶやき、発信するページです ~
皆さんこんにちは、5階病棟の大塚です。
今シーズンは、雪が少なかったですね。年々雪が少なくなり、初滑りも12月下旬だったのが、1月になり・・・まさか今年は2月って!そんなことありますか?雪を求めて新潟まで行きました。何とか雪があり、やっと滑れるとリフト券を購入。いざリフトへ。ストップ!ストップ!と止められてしまい、何事かなぁ?と思っていると、強風でリフトならずゴンドラまでもが動かないと・・・。泣く泣く帰ってきました。あぁ~普段の行いが悪いのでしょうね?(笑)結局、仕切り直しで2月にオープンした県内のスキー場へ行ったというオチです。

さて、私は年々滑る事より、ボード帰りの温泉と温泉後のわいわい皆で食べるご飯の方が楽しくなってきています。雪が少ない事は、雪かきをしないといけない地方では喜ばしい事ですが、水不足や暖冬の影響で冬の野菜が大豊作になり価格が暴落したりレジャー観光施設に影響が出たりと温暖化対策が大切になってきますね。
しかし、「滑る、滑る」とこの時期にすみません。もうすぐ4月になり、新人職員が入職の時期ですね。ここ数年、私は新人看護職員の教育担当をしています。年々、入職者が増え喜ばしい事ですが、研修の企画を立案したり、記録物の確認を行ったり、本当に大変です。しかし、遣り甲斐がある役割でもあります。

◆少しずつ成長する若手看護師ーーー
先日の研修では、心肺蘇生の講習があり、インストラクターとして2年目の先輩看護師が指導にきてくれました。その頼もしい姿に感激しました。
またある時のHCU内の出来事ですが、(実は、私は12月までHCUで勤務していたのです。HCUとは皆さんもご存じの通り高度治療室であります。)循環動態が不安定な患者様で緊急に処置が必要になり、手術室までの移送が困難となりHCU内で処置が始まりました。先生はもちろん臨床工学技士、手術室の看護師など多くのスタッフが関わり治療がなされました。その中で、2年目の手術室看護師が器械だしを行っていました。他部署のスタッフとは研修でしか関われないのですが、その姿を見て感動しました。後々聞いたのですが、それが初の器械だしデビューだったと・・・。

新人の時から関わった看護師の成長していく姿を頼もしく感じると共に、お手本となるよう先輩看護師として気を引き締め頑張って行きたいと改めて思いました。頼もしい先輩看護師がたくさんいるツカザキ病院で一緒に働いてみませんか?入職希望お待ちしております。

2020年3月2日月曜日

第168話 ブログリレー◇ナースのお仕事その7~日常編~

「癒しのちから」

こんにちは。3階病棟看護師のUです。まだまだ寒い日が続き、インフルエンザや新型肺炎などの感染症が猛威をふるっています。健康的な生活を心掛け、色んな菌には負けないぞ!と強い気持ちを持って毎日過ごしています。
先日の休日にツカザキ病院から車で10分程の所にあるラーメン屋さんに行きました。私の友人は必ず休日にこのラーメン屋さんに通っており、結構人気のあるラーメン屋さんだそうです。「限定麺を食べよう!」ということで、開店の1時間前から並びました。(既に私たちの前に3組くらいお客さんが待っていました。)そして念願のラーメンを実食!白みそのまろやかさとラー油のピリ辛のハーモニーが素晴らしく、とても美味しかったです。気になる方はぜひ行ってみてください

話は変わりますが、毎日の仕事で疲れきった私を癒してくれるペットを紹介します。パグの「ももちゃん」です。もう13年生きていて、人間の歳で言うと70歳ぐらいです。目も耳も悪く、「ももちゃん~」って5分ぐらい呼んでも気付かなかったり、人を見ると家族でもとりあえず全力で吠えてきたりします。そんな「ももちゃん」ですが、年齢を感じさせない可愛さは健在です。本当に可愛くて可愛くて・・・仕方ありません。

忙しい毎日ですが、友人との美味しい楽しい食事や「ももちゃん」に癒され、身も心も充実します。自分の心が充実していたら、仕事でも人に優しくできたり、良い看護に繋がったりすると思います。精神的にも肉体的にも看護を必要としている患者さんが多いです。そんな患者さんを少しでも癒せるような看護師になれるよう、今後も頑張っていきたいと思います。


2020年2月28日金曜日

第167話 日常のひとこま26「魅力を見つけるのは自分自身」

~ 師長・副師長・主任Nsが 日々あふれている「日常ひとこま」 を
                   不定期につぶやき、発信するページです ~
まだまだ寒い日が続き春の便りが待ち遠しい季節ですね。こんにちは、3階病棟の荒木です。
冬になると脳卒中の発症数も増え、脳神経外科・内科病棟の3階も重症度が高くなり、日々忙しい毎日ではあります。私は新人のときから脳神経外科・内科の看護師として勤務しており、現在放送されているドラマ「トップナイフ」を毎週楽しみに観ています。「トップナイフ」を観ながら自分自身が脳神経外科・内科で看護師を続ける魅力について初心に戻り考えてみました。

◆ 脳神経外科・内科 看護師の魅力 ーーー
脳神経外科・内科には脳卒中をはじめ頭部外傷やてんかん、脳腫瘍、神経疾患、頚髄疾患など様々な疾患の急性期~回復期、手術前後までの患者様がおられます。受症部位によって様々な症状があり、意識障害や麻痺のある方も多くおられます。
意識障害や意識がはっきりしていても上手く言葉にできない患者様が

●何を訴えておられるのか?
●何をしようとしているのか?
●なぜこのような行動をとっているのか?

脳神経の損傷部位と照らし合わせ、医学的な判断のもと「考え」「察する」「予測する」ことが、脳神経内科・外科で働く看護師に求められることの一つであると考えます。体力勝負!であることも確かですが、患者様が何を求めているのか?と考え、それに答えることができた時の喜びが自分自身にとって魅力と感じるところであると思います。
また、運動・嚥下(物を飲み込むこと)に障害を受けた患者様が頑張ってリハビリをされている姿、できなかったことができるに変わる姿に自分自身も頑張ろう!と自然と励まされています。本年度も新人を含め異動してこられた看護師が沢山いらっしゃいます。「介助量が多くて大変・・・」という声も聞かれますが、脳神経内科・外科の看護の魅力や喜び、やりがいを共に感じ、伝えていきたいと思います。

◆ 楽しい目標が日々の充実に ーーー
話しは変わって、プライベートでは1月末に家庭菜園の冬野菜がやっと実りました。苗植えが遅く、何度か失敗してしまい諦めかけていましたが、立派な鍋野菜ができました!普段は畑も放ったらかしですが、気が向いたときに草抜き・土いじりを子供達と一緒にしています。
また、昨年からプライベートで「キャンプ」を始めました。休みの日も家に居ると掃除・洗濯・・・になるので、子供達や家族とゆっくり向き合う時間作り、また子供達には小さい頃から自然に触れ合わせようという思いから始めました。キャンプに行くと時の流れもゆっくりで、子供達も自然たっぷりな場所で遊べます。子供達も満足、親も満足でリフレッシュできます。春になれば、麓っぱらキャンプ場(富士山が見えるキャンプ場)に行くことを目標にしています。目標が達成できれば、また報告させていただきたいと思います。

まだまだ寒い日が続きますが、皆様も体調管理に気をつけながら冬を乗り越えて行きましょう。

2020年2月19日水曜日

第166話 看護部長のつぶやき46「時代にマッチしたもの・・。そして、いつの時代にも当てはまるもの・・。」

~看護部長が看護にかかわるさまざまな「気になること」を
                    不定期につぶやき、発信するページです。~
皆さま、こんにちは。河本智美です。
2月もはや半ばを過ぎましたね。「一月は行く。二月は逃げる。三月は去る。」と言いますが、本当に正月を迎えてから猛スピードでした。当院にとって、繁忙期であることも理由かもしれません。先日、新人看護師の「一年間の振り返り発表会」が行われました。(詳細は後日の主任のブログで…)4月に入職した時には、どこか幼い面影でしたが、凛々しくしっかりとした顔つきになっていました。感動と共に安心感が湧いてきました。
さて、今日のつぶやきはアニメについてです。
最近の私は通勤の車中、FMラジオを聞いています。そこで、話題のアニメについて語られていました。そう皆様もご存じの「鬼滅の刃」です。私も偶然にアニメを目にする機会がありました。
あらすじは「時は大正、日本。炭を売る心優しい少年・炭治郎は、ある日 鬼に家族を皆殺しにされてしまう。さらに唯一生き残った妹の禰豆子は鬼に変貌してしまった。絶望的な現実に打ちのめされる炭治郎だったが、妹を人間に戻し、家族を殺した鬼を討つため、“鬼狩り”の道へ進む決意をする。-人と鬼とが織りなす哀しい兄妹の物語が、今、始まる!-」(公式ホームページより)
ラジオの中で、大ヒットの要因について触れられていました。「義理、人情、家族、仲間、愛、友情、そして勝利」すなわち「時代にマッチした部分と普遍的な部分の融合」だと言われていました。「普遍的」とは?「いつの時代でも、どこの国でも、誰でも当てはまる。ある範囲におけるすべてのものに当てはまるさま。」と言う意味です。対義語は、「特殊的、弁別的、特別、独自、独特」などです。

これって、「看護」に似ていますよね。時代と共に変わっていくものも多くあり、その反面、いつの時代も変わらないものも多くあります。変わらないものと言うより、変えてはならないもの・・と言った方がいいでしょうか?私達看護師は、患者様の生命を守るため、安全で質の高い看護を提供する使命があります。そう今年は、近代看護教育の母、看護師の祖とも呼ばれている、フローレンス・ナイチンゲール生誕200年の記念すべき年です。今一度、一人一人の看護師が、看護の原点に戻り少し立ち止まって考えてみませんか?自分自身の看護について・・・。 (^o^)

2020年2月13日木曜日

第165話 ブログリレー◇ナースのお仕事その6~日常編~

「私の愛犬」

みなさん、こんにちは。今回ブログを担当させていただきますのは4階病棟クラークIです。
私たちメディカルクラークの仕事は主にナースステーションでの電話・窓口対応、入院や退院の準備、医師や看護師のサポートなど多岐に渡ります。
私がいる4階病棟は急性期病棟のため、入退院が多いため忙しい毎日を過ごしています。しかし、患者さまが元気になって笑顔で退院される姿を見ると、私はこの仕事を選んでよかったなぁとやりがいを感じます。

今回はそんなわたしの癒しについてお話したいと思います。私の家には愛犬「アル」がいるのですが、仕事から帰ると飛びついてきてお出迎えしてくれます。
アルはチワワとプードルのミックス犬で、おやつが大好きなとても元気な2才の男の子です!!生まれて8ヶ月のときに私の家にやってきました。本当にかわいいです💕笑

『おすわり』や『お手』もちゃんとできますし、私が「いぇい!」と言うと『ハイタッチ』もできます。そんなアルがとても気に入ってる黄色い鳥のおもちゃがありまして、、、(ピーピー鳴きます・・このおもちゃ)そのおもちゃの首を口にくわえて、ブンブン振り回して床にたたきつける姿はちょっとこわいです。笑
気になって調べてみると、ワンちゃんがおもちゃを口にくわえて振り回すのは、獲物を捕らえようとする狩猟本能だそうです。そのおもちゃを「なげて!」と私のところに持ってくるのですが、なげるとまたもってきて、またなげて、、、アルの気がすむまでずっとつづきます。笑遊びつかれてスヤスヤ眠っている姿は本当にかわいいです♡そんなアルに癒されながら、今日も1日仕事をがんばりたいと思います!
                                      4階 メデイカルクラーク IM

2020年2月8日土曜日

第164話 日常のひとこま25「ハレの日ー大人への第一歩」

~ 師長・副師長・主任Nsが 日々あふれている「日常ひとこま」 を
                   不定期につぶやき、発信するページです ~
みなさん、こんにちは。地域包括ケア病棟の稲葉です。
令和2年がはじまり、はや一年の十二分の一が過ぎて行きました。月日が流れるのは早いものですね。
◆ハレの日は大人の階段 ーーー
先日の成人式で私の甥が成人式を迎えました。慣れないスーツを着て写真を撮っている姿を見て、私が成人式を迎えた頃を思い出しました。何年前かは言えませんが(笑)晴れ着を着せてもらい、大人になった気持ちでいっぱいでした。成人式の時は看護専門学校の二年生で、目の前の実習と記録で必死になっていました。実習中の方は頑張ってくださいね。
その時は、実習ばかりで就職の事は考えられずにいました。大人の第一歩の就職なのに。
私の時代は、卒業の年に病院見学や面接に行っていました。私も三年生の夏休みに病院説明会に行ったことを覚えています。いまは、卒業前年、前々年にインターンシップや病院説明会、就職説明会に参加している方が多いようです。就職活動が早くなっていますね。

◆就職活動の第一歩 ーーー
ツカザキ病院でも昨年からインターンシップを行なっています。
今年は222日、321日、28の三回開催予定です。私の時にはなかったインターンシップですが、すごく良い事だと思っています。実習では聞けない事や味わえない経験が有ると思います。看護師のこと病院のこと実習のこと。なんでも担当看護師に聞く事が出来ます。募集ははじまっています。
皆さんにお会い出来る事を楽しみにしています。お待ちしていますね。それでは、未来の看護師、未来の同僚に会える事を楽しみに、日々の仕事を頑張って行きたいと思います。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
インターンシップのお問合せはこちら

2020年1月31日金曜日

第163話 研修報告~心外CABG+AVRハンズオン研修~

みなさんこんにちは。広報担当 宮浦です。
今年度も残すところ2ヶ月となりました。学生の皆さん、国試に向けてラストスパート!!あともう一息です。頑張ってくださいね!٩( ・ω・ )و
さて、先日心臓血管外科によるCABG+AVRハンズオン研修~豚の心臓を用いて~が開催されました。
医療機器メーカー様のご協力のもと、医師・研修医だけでなく、看護師・ME(臨床工学技士)・事務スタッフも参加できる研修でした。
豚の心臓は私たちの心臓に近いそうで、とても勉強になるそうです!(循内医談)

心外医師が豚の心臓を使って手技や部位の説明、研修医に指導をしながら、看護師にも「触ってみる?」「是非やってみ」と声掛けをしてくださり、実際に体験をすることができました。
医師がメインになる研修にも、病棟看護師・HCU看護師・手術室看護師が参加し、看護師にとっても理解を深められる研修となりました。

2020年1月28日火曜日

第162話 日常のひとこま24「自分磨き」

~ 師長・副師長・主任Nsが 日々あふれている「日常ひとこま」 を
                   不定期につぶやき、発信するページです ~

皆さんこんにちは。今回は3階病棟の高橋が担当させていただきます。
今回は、『自分磨き』の話をさせていただきたいと思います。
皆さんは日頃、自分磨きをされていますか?美意識の高い方でしたら、エステに行ったりジムで体を鍛えたりされている方もおられるかもしれませんし、習い事などで教養を高めたりされているかもしれません。自分磨きの方法はイロイロあると思います。残念ながら私はエステにも行っていませんし、習い事もしていません。(基本的に面倒なことが苦手です)
しかし、最近「自分が磨かれている!!」と感じることは、大切だと思える出来事がありました。

ツカザキ病院では、仕事の一環として様々な研修に参加させていただける非常にありがたい学習環境があります。今までにも数多くの研修に参加させて頂いています。その中でも、昨年10月から11月にかけて受講させていただいた兵庫県看護協会 認定看護管理者研修ファーストレベル研修は、まさに『自分磨き』を毎日実感することができる研修でした。
研修受講者は、兵庫県内の病院や介護施設の私と同じような立場の方々です。研修を受けると、「なるほど!!」と思う内容ばかりで今までの自分の勉強不足を痛感する日々でした。しかし、自宅に帰り講師の先生から与えられた課題レポートを作成していると悩みに悩みます。自分の「看護に対する思いはこれでいいのか?」どのような問題が起きていて、自分の課題はなにか」・・・とことん突き止めて考え抜きます。何度も何度も修正をしていくうちに「ピン!」とくる事があります。その瞬間なんとも言えない『すっきり』した感覚で満たされます。絡まっていた糸がすっきり解けたような感覚なんです。このような事を幾度か繰り返すと、人としてまた看護師として磨かれていると実感します。自分にも何かできる気がして意欲が湧いてきます。自分に自信をもって前に進んでいくためには「自分磨き」は大切だと実感しました。

ちなみに右の写真は研修室の一角です。60名の研修生たちで埋め尽くされているのですが、研修の合間には皆さん息抜きに部屋を出られたりされます。1か月にわたり研修を受ける中で親しくなった方もおられ、同士のような関係になり人間関係から得るものも多くありました。

話は変わりますが、先日子供から「これって何なん?」と聞かれました。お正月に出した破魔弓と羽子板です。「何なん?って破魔弓と羽子板・・・」と私が返すとすかさず「なんでこんなん出すん?」と聞き返してきます。「何でって・・・それは、その・・・」確か、購入するときにはお店の人から説明を伺った気がしますが、正しい答えは出てきません。年末の忙しい中、毎年何とか正月飾りを出しているものの、意味もよく分からずに出しているのはよくないですよね。子供にもきちんと説明ができるような教養を身に付けたいと思う一コマでした。
ちなみに、破魔弓の由来は、悪魔を打ち破る・煩悩を打ち払うという意味があり、羽子板にも、魔をはねるといった意味がありどちらも魔除けの意味があるそうです。
皆様も今年一年、魔を打ち払い『自分磨き』に精をだし、良い1年となりますように・・・。

2020年1月25日土曜日

☆★院内旅行に行ってきました!~姫路西村屋~★☆


6月から始まった職員旅行のトリは、師走ということもあって、忘年会気分で『西村屋』に行ってきました。旅行の申込みから半年以上経っているので、自分が申し込んだのがお肉コースだったか、カニコースだったかも忘れていて、席に着いてお膳を見て、納得する始末でした。

看護部長の挨拶と乾杯で会のスタート。私たちは、早くから今回のブログ担当を言われていたので、現地集合・現地解散の2時間余りの食事会の様子をいかに文章にするかと頭を悩ませていました。さすがにブログに載せるため写真は撮っておかなければと思ってみたものの、普段からSNSはしておらず、イマドキのインスタ映えするような写真を撮るウデは持ち合わせていません。周りの方からアドバイスしてもらいながら、角度を替えながら映え写真に挑戦しましたが、結果は・・・・イマイチ。どうしたものか・・と落ち込みそうでしたが、いざ食事が運ばれカニを目の前にするとそんな思いは吹っ飛んで、黙々とカニの身を取り出すのに一生懸命になっていました。

お肉の鉄板に火がつくと、大広間はスモークが焚かれたかのような靄がかかってしまいました。その中で、お肉の焼ける匂いを感じながら、ひたすらカニの身をほじり、味わうという何とも匂いと味のアンバランスなこと・・・・
アルコールもすすみ、医療職場の緊張と責任感から離れ、楽しそうな談笑する姿があちらこちらで見られました。また、かわいいお子さん連れの方もおられ、子煩悩なお父さん・お母さんの顔を見ることも出来ました。

楽しい時間はあっという間で、K医師の「家に着くまでは旅行です。」の言葉で会はお開きになりました。美味しい食事でお腹も気分も満足し、帰路に着きました。
入退院支援センター NT

2020年1月22日水曜日

☆★院内旅行に行ってきました!~嬉野温泉~★☆

112日~3日にかけて院内旅行で佐賀の嬉野温泉へ行ってきました。
8時頃姫路を出発し、まずは博多へ。大宰府天満宮で参拝し、美味しいお昼をいただいたのち、街を散策しました。大好きなジェラートを食べながら、いつも通りだらだらと喋り、その後川下りへ。高校時代に北海道でラフティングをしたことはありましたが、今回人生初の柳川下り。ラフティングとは全然違い、とてもゆったりとした川下りで、綺麗な景色や昔ながらの街並みが見られたり、船頭さんの歌が聞けたり…普段できない体験ができました。

夕方ホテルへ到着、即温泉へ。浴衣に着替え、部屋でだらだらゴロゴロ。18時半から宴会が始まり美味しいご飯にお酒にお喋りに、楽しい時間を過ごせました。夜も温泉にはいり、みんなで食べて飲んで喋って寝て…充実した初日でした。
2日目は起床後ゆっくり温泉に入り、朝食をとりホテルを出発。呼子の朝市で名物の『活イカ』を食べました。踊り食いだったらしく周りは「動いてる!」と何度も指を指しますが私の目には全く動いているようには見えず…向かいの師長さんも隣の同期も「なんで!」と総ツッコミ。まあ、すごく美味しかったので満足です。その後、お土産を買い夜には姫路に帰ってきました。

気が付けば看護師3年目に突入し、もうすぐ一年が経ちます。部署異動で慣れない環境の中、仕事の疲れが少しずつ溜まってきていましたようです。しかし、好きな温泉に何度も入り、いっぱい食べて、いっぱい寝て、何より大好きな同期達と一緒の時間を過ごせ、疲れを忘れるほど楽しいとても良い旅行になりました。リフレッシュも出来たので、明日からもまた仕事頑張ります。
3階病棟A.I

2020年1月20日月曜日

第161話 ブログリレー◇ナースのお仕事その5~仕事編~

皆様こんにちは。今回は手術室所属の玉田が担当させていただきます。
最初に当院の手術室について皆様にご紹介したいと思います。当院は脳外科、心臓血管外科、整形外科、消化器外科、泌尿器科、形成外科、呼吸器外科、眼科の診療科が手術を行っています。7部屋の手術室を23名のスタッフで年間約12000件手術を行っています(非常に多いですよね)。勤務体制は待機制であるため、休み待機の日は行動範囲が制限されています(手術室看護師あるあるですよね)。手術件数が毎年増加しているため、新卒での手術室スタッフも34名と多く採用されています。

最近の私の楽しみは、新人看護師の記録にコメントを書くことです。私は部署の教育担当を担っているため新人看護師の記録を毎月確認するのですが、「一人で自立した手術が増えてきたため、やりがいを感じる」「新しい手術にチャレンジしていきたい」など頼もしく感じるような前向きな記録が多く、「僕も仕事頑張ろう」と刺激をもらっています。また、今年度私は手術看護認定看護師の資格を取得しました。スタッフみんなで協力して「ワンチーム」になれば、手術看護の質も向上していくと思います。One for All! All for One!

成長といえば、小学1年生になる長男(以下太郎といいます)からも感じることがありました。太郎は夏休み前、計算カード(めくると裏に答えが書いてあるカード)に3分かかっていましたが、夏休みが終わる頃には1分をきっていました。冬休みに入り、太郎は昨日まで3回しか飛べなかった縄跳びも、コツを教えると翌日には50回も飛べるようになり、子供の成長にはとても驚かされることがあります。
ちなみに、私はお腹ばかりが成長していきます(太っていく)。冬太りには皆様気を付けていきましょう。


2020年1月18日土曜日

☆★院内旅行に行ってきました!~劇団四季~★☆

皆さん、こんにちは。手術室に勤務しておりますMです。

1215日に院内旅行で劇団四季の「ノートルダムの鐘」を観に行きました。当日は8時半に姫路駅南口のバスターミナルに集合しました。

私は同期入社の看護師三人と参加していました。バスの中はとても賑やかで明るい車内となっていました。そして、途中で宝塚北のサービスエリアで休憩をし、食欲に負けそうになりながらもなんとか無事に京都駅に到着しました。

劇団四季の京都公演会場は、京都駅に隣接しており、ホテルランチの後にすぐに迎える距離となっていました。公演を前に私たち一同は、今回の旅行の二つ目の目玉であるランチバイキングがありました。高級なエントランスから入っていき、席に案内され、待つこと10分後、ローストビーフの良い香りがしてきました。私たちは、このためにサービスエリアでも我慢し、お腹を減らしていたためお腹いっぱいおいしい料理をいただきました。

ランチの後には、劇団四季を鑑賞しました。私自身、劇団四季を最後に観たのは6年ほど前になるため、楽しみにしていました。以前に観たのは「ライオンキング」でしたが、「ノートルダムの鐘」を実際に鑑賞してみると以前よりもたくさんのお客さんがいたことに驚きました。ついに開演し、大きなコーラスとともに公演が始まりました。とても迫力があり、目が離せませんでした。また、次回は違うテーマの劇団四季の公演も観に行きたいと心の底から思えるような気持ちになりました。
そして、帰りのバスでは行きとは打って変わってたくさんの方が寝ていました。朝からの出発であったため疲労困憊といった様子でした。たくさんの方を笑顔にする劇団四季は、すごいものであると改めて実感できました。

皆さんも機会があれば是非、劇団四季に観に行ってみてください。来年の院内旅行には、劇団四季の公演もあるのでしょうか?今から楽しみです。

2020年1月17日金曜日

☆★インターンシップのご案内★☆

みなさんこんにちは。人事担当の丸山です。
毎年、好評をいただいているインターンシップ開催のお知らせです。
当院では、選考試験の受験前に、インターンシップもしくは見学会のどちらかに参加して
頂くことをお願いしており、新入職員の多くがインターンシップを経験しています。
直接、先輩ナースの声を聞くことが出来る機会ですので、ご応募をお待ちしております。
☆下記よりお申込みください。

実施日:222()
    321()
    328()
対象者:令和33月卒業予定の看護学生
定員数:10
    申込先着順で締め切らせて頂きますので、予めご了承ください。

※申込はHPからのみとさせて頂いております。
※見学会は4月以降に開催予定ですが、日時は未定です。

皆さんにお目にかかれることを楽しみにお待ちしております。

2020年1月16日木曜日

第160話 ブログリレー◇ナースのお仕事その4~仕事編~

みなさん、こんにちは。
今回は認知症看護認定看護師の菊井が担当させていただきます。
 私は、認知症看護の基本は「環境を整える」ことだと考えています。
人間は常に周りの環境から影響を受けて生活しています。認知機能が低下している方は、いつもと違う環境での生活が苦手になるので入院すると想像もつかないようなストレスを抱えてしまいます。そこで、患者さまの療養環境を整えることを心がけています。

ここからは私の取り組みについてご紹介させていただきます。
 まず、今年で3年目を迎えた認知症ケアチーム回診です。これは週1回、多職種でラウンドして、病棟スタッフと一緒に認知機能が低下した患者さまへのケアについて検討しています。専従となってからは、現実見当識訓練、手足や背部のタクティール・ケア®、事故予防対策の評価などを随時行っています。
  

二つ目に、201910月からは認知機能が低下している患者さまを対象に院内デイケアを始めました。内容は風船バレーや工作、パズル、回想法、シャボンラッピングなど、その日の患者さまの状態に合わせて対応するため、最大定員は3名、週1回と小規模ですが、ベッドから離れて活動する機会を増やせるように取り組んでいます。院内デイケアで使用している連絡ノートを読んだご家族から「馴れ初めや若い頃の話なんて聞いたことなかった。そんな話をするようになったのですね!」とうれしい感想をうかがうこともあります。

微力ではありますが、認知症の方が安心して治療を受けられる環境を提供できるよう、これからも取り組んでいきたいと思います。

2020年1月14日火曜日

☆★院内旅行に行ってきました!~城崎西村屋旅行~★☆

新館2階病棟です。127日(土)に院内旅行で城崎へカニを食しに行ってきました。
私は、以前にもこの城崎カニ旅行に参加したことがあり、今回は2回目の参加でした。

バス2台で姫路駅からの出発です。行きのバス内では、バスガイドさんの流暢なアナウンスに聞き入っていました。中でも印象に残っているのは、「天と地と」や「あなたへ」などのロケ地に使用され、雲海で有名な竹田城の話でした。秋から冬にかけての早朝に雲海は発生しやすいようで、私も一度は登ってみたいと思いました。
バスが、和田山にさしかかる頃には、見渡せば山々に濃霧がかかっていました。遠くに見える山には、積雪もありました。
途中トイレ休憩で寄った道の駅「ようか但馬蔵」では、新鮮な野菜やお土産物があり、主婦の血が一瞬騒ぎましたが・・行きに買ってしまうと荷物になると泣く泣くあきらめました。

そこから間もなく、温泉街を進み、西村屋ホテル招月庭に到着!!
早速、茹でズワイガニ・蟹刺し・焼きガニ・かに釜飯など、カニ!カニ!カニ!のカニ三昧で、殻から身を取り出すのにみんな黙々と無言で必至でした。とっても美味しく満腹になるまで頂きました。
食後は、お酒も進みながら他病棟のスタッフとの会話を楽しむ人達や、温泉につかりに行く人など、それぞれに満喫されていました。
私は、家族のお土産にとカニを買いに温泉街へいきました。一緒に行ったスタッフが、お店のお兄さんに上手に値切ってもらった上、おまけもつけてもらえたので、安くてたくさんのカニを買うことができました。
温泉に浸かったスタッフから・・「せっかくなので、露天風呂に入ってきました。設備も整っていて何も準備せず、そのまま行く事が出来ました。露天風呂も石で作られていて、とても趣のある癒される空間でした。また、機会があれば、入ってみてください。」と・・・。

帰りの「海鮮せんべい但馬」では、病棟に、家族にと買い物を楽しみました。バスの中では、「明日はどこの病棟行ってもこのせんべい食べれるなぁ!」なんて声もありました!笑
日頃は、なかなか話すことのない他病棟のスタッフとも、気さくに話すこともでき、美味しいカニもたっぷり食べることができて、とても楽しく充実した一日となりました。こんな機会をいただきありがとうございました!
新館2階病棟 I.M

2020年1月10日金曜日

第159話 看護部長のつぶやき45「年頭に当たり、日野原重明先生に学ぶ」

~看護部長が看護にかかわるさまざまな「気になること」を
                    不定期につぶやき、発信するページです。~
皆さま、こんにちは。河本智美です。
新年を迎え、はや10日が経ちました。早いですね~。お正月休みは、救急患者様の受け入れで病院中が忙しかったようです。スタッフの皆さま、お疲れ様です。ありがとうございました。
さて、先日スタッフとの会話の中で日野原重明先生を「知らない」と言うことがありました。そこで、私が読みました日野原先生の書籍「これからのナースに実践してほしいこと」の中から抜粋しご紹介します。

~ウィリアム・オスラー先生(18491919)は「医学はサイエンスに基づいたアートである」と言いました。このサイエンスというのは自然科学とは違うし、アートは芸術という意味ではありません。医学におけるサイエンスとは、体を分析して診断する「知識」と「技術」を指します。~
そして「知識」と「技術」に「感性と人間性」を加えた三つを、患者さんにどう適応するか、それが医学におけるアートです。~
かのナイチンゲールも、ナースには「知識」「技術」そして「感性と人間性」の三つが求められると言いました。医学も看護も理念は同じです。
ですから私は「医学・看護はサイエンスに基づいたアートである」と言っています。皆さんも知識と技術を持って、看護師としてアートパフォーマンスをしていただきたい。そしてそれにはどうしても高い感性と人間性が不可欠です。
近代的なサイエンスが進むにつれ、医学はだんだん人間に接するということを忘れてきました。もっと医者は原点に戻って人間に接しなければなりません。医者はもっとアートを取り戻すべきです。反対に、看護師はアートのことは充分勉強しているけれども、疾患の知識が弱くなった。いや、弱くなったのではなく、今まではわずかな知識でも充分だったけど、高度な知識がもっと必要になったのですね。もっともっと知識を底上げしないと、皆さんは病気を理解できなくなるでしょう。~

当院看護部では来年度に向け昨年末から、「知識」と「技術」そして「感性と人間性」の三つのアートを視野に入れた継続教育のプログラムを、教育支援室室長を中心に今年度の教育担当者達が模索中であります。また、いつも言っているのですが「看護師」である前に「一人の人間」としての成長を常に考えています。「自立」ではなく「自律」したスタッフの育成を目指したいと思います。
今年もご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。m(__)m
引用文献:「これからのナースに実践してほしいこと
‐日野原重明から医療者へのメッセージ‐」 中山書店
*日野原先生の書籍は図書室にありますので、ご興味のある方は手に取ってみてください。

☆★院内旅行に行ってきました!~道後温泉の旅~★☆

皆さま、こんにちは。透析室のTです。1130日から121日にかけて12日の院内旅行にいってきました。
姫路駅を出発し、いざ四国に向け出発ヾ(*´∀*)ノしまなみ海道に入り最初に訪れたのは、広島県尾道市にある寺院「耕三寺」です。赤く染まった紅葉の葉が、色鮮やかな堂塔の美しさを一層華やかに彩っている風景に感動しました(*˘︶˘*)..:*♡

そして昼食は来島海峡大橋を眺望しながら、貝鮮魚七輪バーベキュー。あわびの踊り焼き♪人生初の体験です。貝殻の上をくるくると回るアワビ、自力で貝の外にでてしまうのだろうか·) ?などと考えているうちに焼きあがり、磯の香を感じながらおいしく頂戴しました。
道後温泉では、商店街の散策をしました。「坊ちゃんのカラクリ時計」や「道後温泉本館に映し出されるプロジェクションマッピング」などを見ました。そして、映画「千と千尋」の油屋のモデルの一つとなったといわれている温泉に入りました。ホテルにも大浴場があったのですが、それとは違い、建物や下駄箱、ロッカー、そして浴槽などそれら全てが歴史の重みを感じるものでした。温泉の湯もよかったのか、外は少し肌寒かったのですが、湯冷めすることもなくポカポカと体が温まったまま入眠しました。(≧)

二日目は金毘羅山。金毘羅山では、国指定重要文化財「旧金毘羅大芝居・金丸座」を見学しました。芝居小屋入り口上部に掲げられた歌舞伎役者の名前の入った看板には、海老様のお名前もo(**)oパシャリ♪と一枚記念撮影です。
あっという間の二日間でしたが、日常の生活から離れることができ良いリフレッシュができました。
やはり温泉というのは、体の疲れ心の疲れを洗い流してくれると感じました(bv`*)♪