2020年2月19日水曜日

第166話 看護部長のつぶやき46「時代にマッチしたもの・・。そして、いつの時代にも当てはまるもの・・。」

~看護部長が看護にかかわるさまざまな「気になること」を
                    不定期につぶやき、発信するページです。~
皆さま、こんにちは。河本智美です。
2月もはや半ばを過ぎましたね。「一月は行く。二月は逃げる。三月は去る。」と言いますが、本当に正月を迎えてから猛スピードでした。当院にとって、繁忙期であることも理由かもしれません。先日、新人看護師の「一年間の振り返り発表会」が行われました。(詳細は後日の主任のブログで…)4月に入職した時には、どこか幼い面影でしたが、凛々しくしっかりとした顔つきになっていました。感動と共に安心感が湧いてきました。
さて、今日のつぶやきはアニメについてです。
最近の私は通勤の車中、FMラジオを聞いています。そこで、話題のアニメについて語られていました。そう皆様もご存じの「鬼滅の刃」です。私も偶然にアニメを目にする機会がありました。
あらすじは「時は大正、日本。炭を売る心優しい少年・炭治郎は、ある日 鬼に家族を皆殺しにされてしまう。さらに唯一生き残った妹の禰豆子は鬼に変貌してしまった。絶望的な現実に打ちのめされる炭治郎だったが、妹を人間に戻し、家族を殺した鬼を討つため、“鬼狩り”の道へ進む決意をする。-人と鬼とが織りなす哀しい兄妹の物語が、今、始まる!-」(公式ホームページより)
ラジオの中で、大ヒットの要因について触れられていました。「義理、人情、家族、仲間、愛、友情、そして勝利」すなわち「時代にマッチした部分と普遍的な部分の融合」だと言われていました。「普遍的」とは?「いつの時代でも、どこの国でも、誰でも当てはまる。ある範囲におけるすべてのものに当てはまるさま。」と言う意味です。対義語は、「特殊的、弁別的、特別、独自、独特」などです。

これって、「看護」に似ていますよね。時代と共に変わっていくものも多くあり、その反面、いつの時代も変わらないものも多くあります。変わらないものと言うより、変えてはならないもの・・と言った方がいいでしょうか?私達看護師は、患者様の生命を守るため、安全で質の高い看護を提供する使命があります。そう今年は、近代看護教育の母、看護師の祖とも呼ばれている、フローレンス・ナイチンゲール生誕200年の記念すべき年です。今一度、一人一人の看護師が、看護の原点に戻り少し立ち止まって考えてみませんか?自分自身の看護について・・・。 (^o^)