2018年3月28日水曜日

第82話 看護部長のつぶやき20「努力の正解」

~看護部長が看護にかかわるさまざまな「気になること」を
                    不定期につぶやき、発信するページです。~


皆さま、こんにちは。河本智美です。


本日(326日)は、看護師国家試験の合格発表でした。皆さま、合格おめでとうございます。これで、スタートラインに立つことができましたね。皆さまの努力の成果ですね。ほんとうによかったです。42日の入職式には笑顔でお待ちしております。
ということで、今年度の新人看護師も1年が過ぎ「新人看護師」ではなくなるわけです。不安もあると思いますが、期待しています。そして、本日は2年目看護師の事例発表会がありました。それぞれが、日頃の疑問や課題に取り組んでまとめたものを、発表する姿は頼もしくもあり堂々と自信に満ちたものでした。4月から、2年目3年目となる看護師が先輩として、期待と不安でいっぱいの新人看護師を支え共に成長してくれることを願っています。

さて、季節柄、様々な看護大学や看護学校の卒業式に参列いたします。そこでの祝辞は、オリンピックの事柄が多いです。印象に残ったのは、羽生結弦選手の言葉です。
「努力はウソをつく、でも無駄にはならない。努力がウソをつかないんだったらやっぱり練習量を1番している人が毎回、毎回、優勝できるでしょう。オリンピックでも・・・。どんなに努力している人でも勝てないときは勝てないんだなと思った。逆に本当に若い選手が勢いで取っちゃうってことも。そういう意味で努力っていうものはウソをつく。努力の正解を見つけることが大切。」
2016年の言葉らしいですが・・。皆さん、いかがでしょうか?私見ですが、結果ではなく過程が重要という事かなと思います。PDCAサイクルの繰り返しで、「ああでもない。こうでもない。」と日々試行錯誤し、模索していく過程で、気付けば自身が一回りも二回りも成長している姿があるのではないでしょうか。

「努力の正解」を皆さんもご自身で見つけてくださいね。今年度の最後のブログとなります。新しいスタート4月の始まりです。心機一転、頑張りましょう。(*^_^*)



2018年3月26日月曜日

☆★平成30年度 看護職 合同就職説明会in西播磨(イーグレ)に参加します!★☆

みなさん、こんにちは!
春の日差しがあたたかくなってきました!桜の見頃が楽しみですね!

さて、来月のお話しになるのですが…

平成30年4月28日(土) 開催の
平成30年度  看護職 合同就職説明会in西播磨 に 参加 します!

毎年イーグレ姫路で行われている病院合同就職説明会です!
なんと!イベント参加で、もらえて嬉しいコンテンツも盛りだくさん!
下記リンクで是非チェックを!(*^▽^*)

兵庫県看護協会よりリンク:平成30年度 看護職 合同就職説明会 in 西播磨

ツカザキに就職を考えている方も、考えていない方も、まだ迷われている方も!
どんな方でも、私たちを知って頂ける機会になると思いますので、
お気軽にブースへお越しください!(=゚ω゚)ノ
ツカザキ病院も、新しくたくさんの方にお会いできることを楽しみにしています!
blog担当 宮浦

2018年3月22日木曜日

第81話 プリセプターリーダーとして

皆様、初めまして、こんにちは!(^^)!
手術室で勤務しております北山裕美子と申します。
初めてのブログ作成で少し緊張しながら書いております。

今年に入ったと思えば、早3月も下旬です。毎日、仕事に子育てにとバタバタしておりますが、ふと庭の花壇を見ると、チューリップの芽が出ており、春の訪れを窺わしており、足を止めて眺めていました。生物の生命力を感じ、自身も粘り強く頑張ろうという気持ちになりました。

ここで、私の最近の仕事とプライベートの話を紹介します。
手術室業務の他に、プリセプタ―部門リーダーとして1年活動してきました。
自分が新人の時のプリセプタ―は正直とても厳しかったです。でも、自分がプリセプタ―になった時に、指導の難しさを痛感し、熱心に自分のために教えてくれていた先輩は私の中で今でもプリセプタ―であり、教わったことは今でも忘れていません。非力ではありましたが、メンバーが付いてきてくれて1人も欠けることなく、プリセプタ―・新人看護師が3月を迎えることができ、とても嬉しかったですし、感謝しております。

休みの日は、可愛い子供たちと公園で遊んだり、最近では看護学校時代の友達と久しぶりにランチに行きました。
気づけば、卒業して14年。共に看護師という夢に向かって、看護実習や試験の日々をお互い励まし合いながらやってきた友達です。14年経っても変わらない友にいつも笑顔と元気をもらいます。最近の様子や昔の恋バナなど女子トークで盛り上がり楽しい時間でした。何年経っても、何歳になっても変わらない友達っていいですね。ありがとう(*^-^*)

2018年3月19日月曜日

第80話 看護部長のつぶやき19「居場所」

~看護部長が看護にかかわるさまざまな「気になること」を
            不定期につぶやき、発信するページです。~

皆さま、こんにちは。河本智美です。
3月も半ばを過ぎ、暖かくなってきましたね。春ですね。やっと春が来ました。ブログを読んでいただいている皆さまは、お分かりだと思いますが冬場は当院にとって、一年中で一番忙しい季節です。「春はきっと来る~きっと来る!」を呪文のように唱えながら、日々過ごしておりました。(笑)

さて、本日のつぶやきは、「居場所」です。
「?」と思うかもしれませんが、少しの時間お付き合いください。ときに「自分の居場所がここにはない」、そんな言葉を聞くことがあります。家や職場など、場所の問題ではないのかもしれません。存在していいと他者に認められる場・空間。そんなテリトリーが必要なのです。
どれがぼくのおうちになるのかな?」(ロン・マリス/文・絵,はらしょう/ アリス館1983年刊)という絵本では、主人公のかえるくんは自分の家を探しているうちに、たくさんの穴を見つけます。ワクワクしながらひとつひとつ穴をのぞくと、そこには先客がいます。あなぐま、うさぎ、ふくろう、ねずみ、みつばち・・・。穴の中はそれぞれの仲間たちで満員です。かえるくんの住めそうな穴はありません。そして最後に、かえるくんは自分の家になりそうな穴を見つけます。
~~ここなら、いいよ。ここが ほかの おうちのように・・・まんいんに なるまで まとうね。~~
かえるくんの穴は、既存の穴ではなく丸いくぼみでした。そこに雨が降って水が溜まると、小さな池ができました。かえるくんは奥さんをもらい、やがて赤ちゃんがたくさん生まれ、あっという間に家族で満員になりました。
決して穴に入ることが目的ではありません。自分と同じ仲間がいる穴を見つける、作り上げる。そして、そこが自分の居場所になるのです。

『「居心地のよいこころ」をつくる本』(吉川武彦/ 大和書房 1999年刊)の最後のページにこんなことが書かれているそうです。
~~自分を変え、周囲を変えることで、私たちは、こころを支えてくれるこころの居場所を自分自身の手でつくってゆくことができます。そのためには、自分自身のいいところを知り、不安や苦しみをともに味わえる人間関係を大切にしたいものです。そして、相手が悩んだり苦しんでいるときは、ともに悩み考え、励ましたり、時には静かに見守ったりすることができる感性と、こころの余裕を持っていたいものです。~~

自分を知り、他者の痛みを感じてともにあることで仲間ができます。ときに他者とぶつかり合いながらでも、自分の居場所は自分でつくっていくものなのです。
このコラムを読んで、なんだかジーンと胸が熱くなりました。「自分の居場所は自分でつくる」・・・。心に響くものがあります。さて、今年度もあと少し・・・ラストスパートですね。がんばりましょうね~(*^^)v       引用参考:Nursing BUSINESS 2018vol.12 no.4

2018年3月16日金曜日

第79話 1年を振り返って

こんにちは。看護部教育委員会 新人看護師部門リーダーの村井里見です。

毎年のことですが、4月、夢や不安を抱きつつも、自分自身の目指す看護師像に向かって、眼を輝かせ入職してこられた新人看護師の姿を見ると、私も母親のような気持になり、新人看護師と一緒に頑張ろうと一年間の研修開始となります。
新人看護師は、途中、失敗したり先輩の指導通り上手くできなかったりすることで、「自分は看護師に向いていないのかな」とか考えたり、人とのかかわりに悩んだり、様々な苦悩があったようですが、患者さんの言葉やスタッフの温かい励ましの言葉に触れ、前向きになり、壁を乗り越え頑張った姿がありました。
そして、2月のポートフォリオでの1年間の振り返りの発表を、24名が全員揃って行えたことを、私自身もとてもうれしく思っています。また、新人看護師の成長した姿は、とても頼もしく輝いていました。1年を振り返ることで、同期の仲間がいる事の有難さや大切さなども再認識でき、来年度に向け自分の目標を見つけることができましたね。
これからも、いろいろな苦悩や葛藤もあると思いますが、24名の新人看護師はきっとみんなで乗り越えてくれると思います。私も、仲間として時には母親として、ずっとずっと皆さんを見守り支えていきたいと思います。1年間ありがとうございました。