2019年8月14日水曜日

第139話 日常のひとこま15「相手に伝えるために」

~ 師長・副師長・主任Nsが 日々あふれている「日常ひとこま」 を
                   不定期につぶやき、発信するページです ~

こんにちは。今回、手術室で勤務しております北山が担当させていただきます。
今年は、遅めの梅雨入りでしたね。たまに晴れる日に大量の洗濯物を干してスカッとしている私ですが、少しお付き合い下さい。
私は、2年前から手術室で主任として働いていますが、3人の子供(6才・4才・おなかに1)の母親でもあります。長男は人生初の12日でお泊り保育があり、親から離れて行動するプチ旅行がありました。最近の長男は、とてもお兄さんらしくなり、弟の面倒を見たり、レゴで色んな物を作ったり、自分で何でもするようになりました。6年前、初めての育児で思うようにいかずイライラしていた時期もありましたが、今振り返るとあっという間で、長い目で子の成長を願い、関わる大切さを子供たちから学びました。

仕事の話に戻りますが、今年4月に手術室にも4人の新人看護師が入職してくれました。そんな4人も3ヵ月が経ち、少しずつ自分でできることも増えました。教育担当チームが毎年、年間スケジュールを計画・立案して、23年と1人前の看護師へと導く関わりをしてくれています。また、部署全体でも育てていくという風土を築き上げてくれています。私は、子育てと似ているなあと感じています。
主任になって、大事にしていることがあります。それは、まず相手と話すことです。相手の思っている事を知り、そしてこちらの思いを伝えていくようにしていますが、なかなか伝えるのは難しいですね。
そんな中、主任看護師という雑誌を読んでいると、「相手に伝えるための基本的な4つの方法」という内容の記事があったので紹介したいと思います。

  怒りにとらわれた伝え方はしない。
→相手の意見をしっかり聴き、冷静に自分の思いを語る。
確かに、子供を叱る時、少し感情が入っている気がしました。・・・反省
  話のポイントを明確化する。
だらだら話しても疲れて内容が入ってこないので、ポイントで伝える。
                              ・・・今後の課題
  意見に一貫性を持つ。
指導者によって指導する事が違ったりするので、注意が必要です。・・・これも課題  「目標」を示し、言語化する。

あくまでも経験上や個人的な意見も入っていますが、子育てや教育の現場でも活かせる内容だと思いました。自分をここまで成長させてくれた先輩や両親がいて、時には反発した事もありましたが、今は感謝しかありません。次は私の番だと思っています。未来ある新人たち(子供たち)と前に進み、共に成長したいです。

忙しい中、目を止めて読んで頂きありがとうございました。悩んでいたり、共感してくださる方は是非、手術室の北山を探しに来てくださいね。
出典:主任看護師 管理・教育・業務 Vol.28  No.5