2018年11月1日木曜日

第104話 看護部長のつぶやき28「戴帽式っていいですね」

~看護部長が看護にかかわるさまざまな「気になること」を
                    不定期につぶやき、発信するページです。~

皆さま、こんにちは。河本智美です。
今日は1029日です。焦りながらパソコン打っています。なぜかと言いますと、今月から脳神経外科医長の廣瀬先生の「愛と情熱の脳神経外科BLOG」が開始されました。廣瀬医師のアップペースが早い!(泣)そして、以前から連載中の「125時間働く循環器内科部長BLOG」の楠山先生も定期的にアップされており、一人勝手に焦っているのです。(笑)(まだご覧になっていない方は、先生方のBLOGも超おススメです!!)
さて、この季節・・・皆さまも懐かしいと思いますが、看護学生さんにとっては身の引きしまる「戴帽式」があります。先日、私もご招待いただき参列いたしました。近年は感染にかかわることから、臨床現場ではもとより、臨床実習の現場でもナースキャップを付けない学校がほとんどだと聞いています。でも、「戴帽式」はいいですね。初心に帰ることができます。やはり、「ナイチンゲール誓詞」でしょうか?

われは此処(ここ)に集いたる人々の前に厳(おごそ)かに神に誓わん
わが生涯を清く過ごし、わが任務(つとめ)を忠実に尽くさんことを。
われはすべて毒あるもの、害あるものを絶(た)ち、
悪しき薬を用いることなく、また知りつつこれをすすめざるべし。
われはわが力の限りわが任務の標準(しるし)を高くせんことを努(つと)むべし。
わが任務にあたりて、取り扱える人々の私事(しじ)のすべて、
わが知り得たる一家の内事(ないじ)のすべて、われは人に洩(も)らさざるべし。
われは心より医師を助け、わが手に託されたる人々の幸のために身を捧(ささ)げん。
ナイチンゲール誓詞は、ナイチンゲールの看護に対する精神を基とし、医学に携わる看護師としての必要な考え方、心構えを示したもので、ナイチンゲールの偉業をたたえ、その教えを基として1893年アメリカのデトロイトの看護婦学校長夫人を委員長とする委員会が、「ヒポクラテスの誓い」にならって作成したものです。

さて、もう11月ですね~。今年も残すところ2ヶ月となりました。当院にとって最も忙しい季節となります。「ナイチンゲール誓詞」を胸に、いざ!戦場へ!(笑)(^^