2019年10月7日月曜日

第146話 ナースのお仕事~イベント編~

暑さ寒さも彼岸までとは言いますが、台風の影響か例年より暑い初秋を迎えているようですね。こんにちは、新館4階病棟看護師の長尾と申します。
ツカザキ病院は地域医療、救急医療に貢献できる病院を目指しています。網干に移転して以来、魚吹八幡神社秋季例祭(ちょうちん祭り)や牡蠣まつりなどのイベントに地域の方々と連携・協力し、参加させていただいています。

さて先日、私は88日網干川まつりに救護として参加してきました。当日は晴天に恵まれ絶好のイベント日和です。暦の上では立秋と言うのは噓じゃないのかと思うほど早朝から暑かったですね。
高温だと懸念されるのが熱中症です。(後日少し調べたのですが…85日~811日兵庫県内熱中症搬送者数速報値〈総務省〉は561人でした)真夏日は日没後も要警戒です。
さぞかし屋台のアイスクリームやかき氷が飛ぶように売れたんだろうな~と思えるほど、夕方から夜にかけても戸外は暑かったですが、救護ブースに熱中症疑いで来られた方は1人もいらっしゃいませんでした。
あと、高温つながりで心配すると言うと昆虫・蛇などの生き物による外傷です。
特に夏から秋にかけて被害が多いスズメバチによるハチ刺症は重症例でショック状態になることも考えられます。(時々ニュースになっていることもありますね)できれば出会いたくない生物NO.1ですが、小学5年生のある夏の日、自分がかぶっている麦わら帽子の縁にとまっているスズメバチに気づいたときは数分がものすごく長く感じたものです。その時はじっとしていることで難を逃れたのですが、刺されるかどうかは運しだいです。
蜂は軒下、植木、生け垣、街路樹、郊外の森林などに巣を作って活動します。巣を刺激したり、巣に気づかずに近くを通った場合に刺されることが多いのです。

聴診器・ペンライト・救急バッグ・AEDなど七つ道具(?!)を準備して、救護ブースにいた私が活躍することなく安全にイベントが終了したことをここに報告してお別れします。次のお祭り会場でお会いするかもしれませんね。